NetGearのスイッチユーティリティーのダウンロードサイトが罠

引っ越し先のネット用に、NetGearのGS108Eを2台購入しました。
気軽に買える家庭向け価格帯のスイッチでVLANを組もうとするとほぼGS108E一択なので、使っている人も多いのではと思います。


スイッチの設定変更はProSafe Plus Configuration Utilityという専用ソフトで行います。
せっかくなのでCDに入っているバージョンではなく、最新版をダウンロードしてスイッチにログインしようとすると。。。



説明書に載っているデフォルトパスワードなのにIncorrect passwordでログインできません。そんなばかな。

踏んでしまったかと思いFactory Resetするも効果なし。


さて、故障を疑ってもおかしくない状況ですが、念のためもう1台買ったスイッチで試してみても同じ結果なので、CDからソフトを入れなおすかと思いつつふと我に返ってNetGearのサイトに戻ってみると、



なんと各バージョンは番号順ではなく辞書順に並んでおり、最新版だと信じ込んでいた一番上のパッケージはダウンロード可能な中で一番古いものでした。
気を取り直してv2.2.34をダウンロードして、無事にスイッチの設定画面に入ることができました。
どこかのバージョンで暗号化の仕様が変わった、ということでしょう。


そんなバージョンを一緒に置いておくな、リリースノートはどこだ、最新版は一番上にするかハイライトしてくれ、辞書順にするなら1桁目に0をつけろ、ファームウェアではできてるんだからがんばれ。
など、思わなくはないですが、全て自己責任です。
ダウンロードの際はきちんとバージョンを確認しましょう、というお話でした。


物は良いので設定後は非常に快調に動いています。タグVLAN便利。